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注文住宅の住宅ローンはどうする?つなぎ融資について分かりやすく解説

公開日:2020/06/15  最終更新日:2020/06/22

注文住宅を建てる方には元々所有している土地に建てる方だけでなく、新たに土地を購入して建てる方もいらっしゃいます。しかし、建物=注文住宅が建ち上がった時点で住宅ローンは組めるのですが、土地の購入費用と合算して組むことはできません。本コラムでは、やや複雑な「つなぎ融資」について、説明します。

「つなぎ融資」って何?

家を買うとなれば、多くの方々は住宅ローンを組んで、月々返済していきます。住宅ローンが実施される条件とは何でしょうか?

それは物件の引き渡し。住宅ローンは物件が買主に引き渡された日からでないと実施されません

注文住宅は事前に土地を準備します。建売住宅であれば土地と家はセットですが、注文住宅では別個に購入しなければなりません。

しかし、注文住宅が完成しないと住宅ローンにリレーできないので、その間はつなぎ融資でカバーすることになります。つまり、元々土地を持っていない施主の場合、即金で購入できなければ土地はつなぎ融資、注文住宅は住宅ローンと、2つのローンを組んでのリレーが必至。

つなぎ融資実施期間は金利分だけを、後に住宅ローンを利用して完済することになります住宅ローンにバトンタッチするまでの走者がつなぎ融資です。

つなぎ融資を受ける時期と留意すべきこと

つなぎ融資についてご理解いただいたところで、つぎにつなぎ融資を受ける時期と留意ポイントについてご説明しましょう。住宅ローン開始前に金銭的にサポートしてくれる、ありがたいつなぎ融資ですが良いことばかりではありません。

<つなぎ融資される時期・例>

STEP 1:つなぎ融資確定

STEP 2:土地を購入
つなぎ融資①② 「土地購入手付金」「土地購入代金の残債」の支払い

STEP 3:住宅準備工事着工
つなぎ融資③ 「工事着工金」の支払い

STEP 4:住宅工事上棟
つなぎ融資④ 「工事中間金」の支払い

STEP 5:住宅完成・引き渡し

※引き渡し後は住宅ローンで金融機関にすべて返済してつなぎ融資完了

<つなぎ融資・留意ポイント>

■つなぎ融資は必要に応じて利用できますが、利用回数が決められている金融機関もあります。上記では計4回となってしまうので、もし利用回数が3回までなら、うち1回は自己資金を用意しなければなりません。借入金額に関しても「住宅ローン借入金額の〇%まで」と決められていることがあります。

■つなぎ融資の金利は一般的には3%前後。住宅ローンの金利は0.3~0.5%ほどなので、比較するとかなり高めです。さらにローンの事務手数料など、諸経費を支払わなければならないケースもあります。

■つなぎ融資と住宅ローンはひとつの金融機関内で、同時に申し込む必要があります。つなぎ融資を業務に入れていない金融機関もあるため、前もって確認しましょう。(もし取り扱っていない場合、銀行以外の貸金業者からのつなぎ融資を検討しましょう)。

■つなぎ融資は借入期間の長さに比例して金利が上昇します。天候の問題やトラブルなどで完成が遅れると、その分、利子が増えてしまいます。

つなぎ融資を回避する方法

つなぎ融資を受ける時期と留意ポイントをご紹介しました。最後に、住宅ローン実施前につなぎ融資以外で資金調達する方法を考えてみました。要注意ポイントをお読みいただいておわかりのとおり、メリットも大きいですが、金銭的なデメリットが小さくないためです。

■自己資金で用意する
あらかじめ貯蓄で用意しておく。

■実家に借りる
一時立て替えでもらい、あとから返していく

■別途、金融機関から借り入れる
担保になる資産があれば借り入れ可能

以上によってデメリットは回避可能です。しかし、どの方法もそれなりにハードルが高いでしょう。もし、つなぎ融資を受けることになったとしても、注文住宅建築業者は家を建てるだけでなく、資金相談についても大抵フォローしてくれます。よく相談して、確実な資金計画を立てることで、つなぎ融資のメリットを大いに活かすことができるでしょう。

まとめ

土地と注文住宅、双方購入する方々のために「つなぎ融資」についてご説明させていただきました。金利の高さなどを考慮すると、利用しないで済むならしないほうが良いという考え方もあります。

しかし、住宅ローンを含め、全体にしっかりした資金計画があれば、つなぎ融資も賢く活用することが可能です。そして、信頼に足る注文住宅業者を選ぶことで、トラブルによる工期の遅延(=利息が増えること)を避けられるでしょう。

つなぎ融資は利用以前に充分に担当者と事前打ち合わせを行い、どのような注文住宅を建てるかをはっきりとさせ、納得のいくプランを立てることで工期を最短化させることをおすすめします。

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