コロナ禍で注文住宅を建てる人が増えている？

コロナ禍でリモートワークが進み、住まいに対する価値観も変化しています。今までは都心部での通勤に便利なマンションを希望する人が多かったのですが、自宅で仕事をするとなると手狭に感じる人が多くなりました。そこで相模原など都心にも通える範囲の場所に、十分な広さのある注文住宅を建てたいという人が多くなっています。

相模原市は都心部にも通いやすい環境が魅力

コロナ禍は、多くの人の生活を一変させてしまいました。特に東京などの都心部では、リモートワークが推奨され、会社に出勤せずに自宅で仕事をする人が多くなっています。コロナ禍が過ぎ去った後も、全ての生活が元通りになるとは限りません。リモートワークを実践した企業の中には、通勤時間の軽減やリスクの分散を目的にリモートワークを続けるところも多くあるでしょう。

住まいに関しても、思い切って東京から離れるという選択をした人も多くいます。インターネット環境が整っていれば、どこでも仕事をすることができます。しかしながら出社しなければいけない日もあるとなると、遠く離れた田舎に住むのはあまり現実的ではありません。

そこで、会社にも通える範囲の場所でマイホームを持ちたいという人が増えています。相模原市は神奈川県の北部にある都市で、東京や横浜にもアクセスしやすい環境が魅力です。相模原市内にはJRの横浜線・相模線・中央本線や京王電鉄の相模原線、小田急電鉄の小田原線・江ノ島線など複数の路線が走っています。

相模原市の中心駅である相模大野駅からは、新宿まで電車で35分程で行くことができます。駅の周辺には商業施設なども多数あり、利便性の良い場所でもあります。リモートワークが解消されても、十分に通うことができます。そのため相模原市においては、一戸建ての注文住宅のニーズが増えているのです。

注文住宅なら快適に仕事ができる環境が整う

コロナ禍でリモートワークをする人が増えましたが、自宅では仕事専用の部屋がなくて集中できないという人が多くいました。仕事用の部屋がないとリビングなどで仕事をするしかなく、他の家族の生活音が気になるといった問題が生じます。WEB会議の際などに、子どもの声や雑音が入ってしまって困ったという例もあります。家族も仕事をしている人に気を使い、ギスギスした空気になることもあるようです。

注文住宅の魅力は、間取りを自由にカスタマイズできるところにあります。注文住宅では、書斎など個室を設けて仕事に集中できる環境を整えることもできます。また、リビングやダイニングに繋がる部分にセミクローズド空間を設け、仕事場として活用する方法もあります。小さい子どもがいる場合などは、子どもの気配を感じながら仕事をすることができるのがメリットです。

また、コンセント埋め込み型のWi-Fiアクセスポイントを設置することもできます。インターネットを利用できる部屋がリビングしかないので、仕方なくリビングで仕事をしているという人もいるのではないでしょうか。

複数端末の同時利用が可能なWi-Fiアクセスポイントを設置すれば、快適な環境でインターネットを使用することができます。周辺設備を設置する必要もありません。インターネット環境は、リモートワークをする上では非常に重要です。またリモート授業を導入する学校もありますので、子どもの学習環境を整えることもできます。

光熱費が安い家も注文住宅なら可能

リモートワークで家にいることが多くなると、電気代等の光熱費が高くなります。古い家だと断熱材が入っていなかったり、設備が古くて電気代がかさんだりということが多くあります。注文住宅であれば、省エネルギー住宅を建てることも可能です。

注文住宅の中には高気密高断熱でエネルギー効率の高い住宅もあり、光熱費の削減にもつながります。高気密高断熱の家は外からの熱気や冷気を遮断するので、少しの冷暖房で快適な空間に保つことができます。電気代の多くを占めがちなエアコンの使用率が下がれば、冷暖房費を大幅に下げることになるのです。

また、注文住宅であれば床暖房を設置したり、一室を防音仕様にしたりすることも可能です。床暖房があると冷えやすい足元から温めることができるので、寒い冬でも快適に過ごせます。また防音仕様の部屋を作れば、仕事に集中できる環境が整うのは勿論、映画や音楽を楽しむのにも最適です。シアタールームとして活用したり、楽器を演奏したりする場としても使えます。ピアノやギターなどを趣味にしている人におすすめです。

相模原市は都心部へのアクセスが良いだけでなく、自然豊かな環境も魅力になります。相模湖や宮ケ瀬湖といったレジャースポットもありますし、公園なども色々あります。キャンプなどのアウトドアを楽しめるスポットも多いです。そのため子育てには最適な環境なので、子どもがいる家庭が住むのにも適しています。

コロナ禍によって住まいに対する価値観も大きく変わり、都心部を離れた相模原などに家を建てたいと希望する人が増えています。注文住宅は自由に間取りを決められるので、仕事に集中できるスペースを設けることができます。高気密高断熱などエネルギー効率が良く、光熱費があまりかからない家にすることも可能です。