注文住宅が完成するまでの期間とは？タイムスケジュールをご紹介！

希望を叶える家を建てるには、無理のない計画にそってスムーズに進めることが重要です。そこで、この記事では、注文住宅が完成するまでの期間と建築スケジュールについてご紹介します。注文住宅を建てるための基礎知識を確認したい人は、ぜひチェックしてみてください。注文住宅を建てるときの参考になりますよ。

注文住宅が完成するまでは約6～9か月はかかる

注文住宅を建てるための打ち合わせから注文住宅が完成する期間は、依頼先によって異なりますが、だいたい6～9か月です。

ハウスメーカーや工務店に依頼した場合は6～9か月ほど、設計事務所に依頼した場合は10か月ほどかかるといわれています。

注文住宅が完成するまでの建築スケジュール

注文住宅が完成するまでの流れと建築スケジュールをご紹介します。事前準備を含めると大きく4ステップに分けられます。

問い合わせ前に事前準備する

「どんな家を建てたいか」「どんな場所で暮らしたいか」「土地はどうするか」などを検討しましょう。この段階で、ライフプランや家族の希望などもしっかり話し合っておくと、その後の打ち合わせもスムーズです。住宅雑誌やハウスメーカーなどのホームページを参考にすると、家の雰囲気や依頼したいハウスメーカーなどのイメージもしやすいでしょう。

また、予算の検討も重要です。頭金としてどれほど支払うのか、どのタイプの住宅ローンを利用するのかなどをだいたい決めておくと安心です。ファイナンシャルプランナーに相談するのもよいでしょう。

土地を購入する

建てたい家のイメージが固まったら、土地を探しましょう。家族構成やライフプランをもとに周辺環境を検討し、暮らしやすい地域を選びましょう。土地探しはタイミングが重要です。希望の土地がすぐに見つかる人もいれば、なかなか見つからず数年かけて土地を探す人もいます。土地探しは、不動産会社はもちろん、検討中のハウスメーカーなどに希望のエリアを伝えると一緒に土地を探してくれることもあります。

土地が決まったら、検討中のハウスメーカーなどにプランや見積もりをつくってもらいましょう。なぜなら、土地の形状や価格によっては、希望をかなえられない可能性もあるからです。土地を購入する費用と住まいを建てる費用が予算に収まり、かつ家に関する希望が叶うかをチェックしてください。土地の購入には、平均して1週間～1か月かかります。

建築プランを決める

土地が決まると、次は建築プランについての打ち合わせです。まず、土地に対しての建物の大きさを決定し、玄関の位置や間取りを決めていきます。このとき、事前準備の段階で話し合っていた希望や意見を伝えるといいでしょう。大枠のプランを決めたら、収納場所や設備機能などの詳しく具体的なプランをつめていきましょう。

建築プランを決めるには、平均して1か月～3か月かかります。プランが決定すると、建築請負契約を締結します。契約書・見積書・図面・約款をよく確認することで、後々のトラブルが防げます。また、同時に住宅ローンの申込みもおこないます。事前審査・本審査があり、それぞれ1～2週間程度、時間がかかります。

工事

工事の前に地盤調査・地盤改良工事・地鎮祭がおこなわれ、すべて終わると工事が着工されます。工事は基礎工事からはじまり、養生機関も含めると2週間ほどかかります。その後、木工事・屋根工事・外壁工事などがスピーディに進んでいき、引き渡しの1か月ほど前に竣工し、ハウスメーカーなどの担当者や施主によって竣工検査がおこなわれます。このとき、傷や汚れ、施工ミスなどがあれば、申請し直してもらうことが可能です。

ちなみに工事は、平均して4～6か月かかります。工事代金をすべて支払い、ハウスメーカーなどから建物の鍵を受け取ったら引き渡し完了です。

工務店やハウスメーカーに注文住宅を依頼するときのポイント

工務店やハウスメーカーなどに注文住宅を依頼するときのポイントは、建築スケジュールを大まかに決めておくことです。とくに、引越し希望の時期がある場合は、その折を依頼先に伝えて、引っ越しの日取りをもとに逆算して建築スケジュールを計画しましょう。注文住宅の依頼は、人生でなかなかない経験です。注意すべきポイントをしっかり確認し、トラブルを未然に防ぎましょう。

まとめ

この記事では、注文住宅が完成するまでの期間と建築スケジュールについてご紹介しました。打ち合わせ開始から注文住宅が完成する期間は、だいたい6～9か月です。越し希望の時期がある場合は、引っ越しの日取りをもとに逆算して建築スケジュールを計画することをおすすめします。