住宅展示場・モデルハウスを見学する際に注目したいポイント!
家を新築しよう・家を買おうと思ったら、まず行っておきたいのが住宅展示場やモデルハウスです。しかし、ただ漠然と見学したのでは、何回出かけてもムダ足になりかねません。本コラムでは見学するときに注目したいポイントをメインにご紹介します。
事前準備をおこたりなく!
住宅展示場やモデルハウスに出かける前に、事前準備をされることをおすすめします。
■見学メーカー・物件、ポイントを絞り込む
複数メーカーが展示している会場の場合、すべてを見学すると疲れてしまいます。自分たちの希望に沿うメーカー、物件を3~5軒程度に選んでおきましょう。また、チェックしたいポイントも絞りこんでおくとロスが出ません。
■新居持ち込み予定の家具のサイズを測っておく
いま住んでいる家から、新居に持ち込む予定の家具、とくに大型家具などは計ってサイズを把握。メモして携帯しましょう。
■当日のイベントをチェックする
会場ではさまざまなイベントが開催されます。当日イベントの有無、あるとして開催時間・場所をチェックしておきましょう。
■見学予約について
見学に予約が必要な会場と、不要な会場があるので、まずそれを調べておきます。予約をしてから見学に行くと担当スタッフにガイドしてもらえるので、解説を聴きたい場合・質問したい場合は予約したほうが良いでしょう。
※スタッフ同行がイヤで気楽に見学したいときは、意図的に「祝祭日の午後」など、繁忙時間を狙う裏ワザもあります。
■持ち物準備
作成したメモ、筆記用具、ノート、メジャー。そして、たくさんの販促類やパンフを入れるための大き目なトート・エコバッグなど、開口部にチャックやボタンなどのないバッグを用意しましょう。
当日の注意と、見学上の注目ポイント
<当日の注意編>
■服装
足が疲れない、脱着のラクな靴を履き、動きやすい服装で行きましょう。でも、あまりにも軽装だとお客さまとしての扱いが悪くなる危険性があるので注意しましょう。
■参加メンバー
夫婦だけでも良いですが、できる限り家族全員で出かけましょう。全員が同程度の知識や情報を共有したほうが後々スムーズです。
■メモする内容
メモを取る前に、かならず最初に展示場名・メーカー名を書いてからにしましょう。あとから見てどこの何の感想やら、サイズやらわからなくなることを防止するためです。
■気になる部分の採寸をする
廊下や収納スペースの幅・間口・奥行など、採寸すると今後の比較や設計の参考になります。だんだんとサイズが視覚的に把握できるようになるからです。
■センターハウスを活用する
会場に着いたら最初にセンターハウスを訪ねましょう。会場マップやパンフなど展示場全体の情報を得ることができるからです。モデルハウスのトイレは使用不可なので、ここでトイレに行っておくこともお忘れなく。
<見学上の注目ポイント編>
■とにかく、すべてを「体感」
とにかく、重要なのは「体感」することです。スペースの解放感・天井の高さ・素材や建材の質感はしっかり見ておくこと。ドアやサッシ、クローゼットなども実際に開け締めして開けたときの広さや重量感などがないか、使い勝手をチェックします。
■生活動線、家事動線を歩いてみる
実際歩いて、ライフスタイルや家事の段取りに合うか調べましょう。
■座って見てみよう
ソファ、椅子、床に座ってみると、間取りやデザインの見える角度や高さが変化し、また違った見え方になります。
■標準装備か確認しよう
モデルハウスは他社よりもよく見せるために特別仕様・オプションの住宅設備や素材が用いられています。気になるところは標準装備かオプションか質問して確かめましょう。
■営業マンの仕事ぶりや人柄をチェック
営業マンの能力や人間性も大切です。とくにあなたとの相性が良いか見極めましょう。
見学後にすべきこと
「ああ、楽しかった」「疲れた」などとくつろぐ前に、見学の後は記憶が薄れないうちに情報を整理しましょう。展示場でメモした内容、体感したことなどを思い出しつつ、各物件のメリット・デメリット、疑問などをまとめましょう。
その際「家づくりノート」をつくってまとめておくと、一目で理解できるため、今後も便利です。
まとめ
見学するときに注目したいポイントをメインに、住宅展示場やモデルハウスに出かけるときはどんなことに注意したら良いかをご紹介しました。是非、ご家族みなさんで訪れてみましょう。