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ZEH仕様の注文住宅を建てるメリット・デメリットについて解説!

公開日:2022/01/15  最終更新日:2022/01/28


「ZEH住宅」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。この記事では、ZEH住宅とはどのような住宅のことなのか、ZEH仕様の住宅のメリットとデメリットについて詳しく説明していきます。注文住宅の購入を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

そもそもZEH住宅とは?

「ZEH住宅」とは、省エネ住宅のことであり「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略です。使うエネルギーよりつくるエネルギーを上回るようにすることを目指している住宅のことを指します。2020年までにハウスメーカーが新築した注文住宅の半数以上をZEH住宅とし、2030年までには新築住宅の平均でZEHを実現することを目標に掲げています。

ZEH仕様の住宅にするためには、省エネ・断熱・創エネの3つの基準を満たさなくてはいけません。ハウスメーカーによってさまざまな工夫がされており、標準仕様としてZEH仕様に必要な基準に対応することも可能です。

主に建物の高断熱化に関した設備を導入することでエネルギー削減が期待できます。また、省エネ効果のある暖房器具や給湯器を導入したり、熱が逃げやすい開口部に高性能なサッシを採用し隙間を遮断することにより、ストレス無く快適に暮らすができる環境づくりを目指せるのです。それぞれの地域や家庭環境に合った住宅の省エネ化を進めることが可能になります。

ZEH仕様の注文住宅を建てるメリット

ZEH仕様の住宅を建てたらどのようなメリットがあるかを紹介します。

光熱費を抑えられる

建物を高断熱化することで断熱性能を上げることができるので、使用する電力を抑えられます。また、太陽光発電システムを導入し自家発電を行うことで、光熱費の節約にもつながります。

停電時にも電力が使用できる

太陽光発電システムを導入し蓄電池を設置することで、停電時にも非常用のコンセントから電気を使用することができます。蓄電池の設置は義務付けられてはいないのですが、停電時に使用できることはメリットが大きいので太陽光発電システムと併せて検討すると良いでしょう。

補助金を申請できる

国が定めているZEH住宅の基準を満たしていれば、補助金を貰うことができます。2021年度は、1戸につき60万円の補助金が交付されます。さらに、蓄電池システムを導入する場合には1kWhあたり2万円(上限20万円)が加算されます。補助金の種類によって申請する期間や採択方式が違うので、必ず契約前に確認する必要があります。

断熱性が高いので快適に暮らせる

リビングや廊下、風呂場など家中の温度を一定に保つことができるので快適に暮らすことができます。冬場に多いヒートショックの予防としても期待できますので高齢者がいる世帯や小さな子供がいるご家族は安心して過ごせます。

ZEH仕様の注文住宅を建てるデメリット

次に、ZEH仕様の住宅のデメリットについて見ていきましょう。

導入コストがかかる

ZEH仕様の住宅を建てるには、一般的な住宅より性能を高めるための設備が必要になるので、コストがかかってしまいます。設備や家の大きさによって異なりますが、一般の住宅より100~300万程度は高くなるので、初期費用がかかります。しかし、その分光熱費の節約が期待できるので将来的に考えれば初期費用分を回収できる可能性もあります。

デザインや間取りに制限が出てしまう

ZEH仕様には基準があるので、希望した間取りに出来ないケースが考えられます。開口部の位置や数、窓の数を減らすなどの制限があるようです。天井が高い家にしたい、大きな窓が欲しいと言った希望を持つ人も多いかもしれませんが、希望のデザインを実現出来ない可能性もあります。また、太陽光発電システムを導入する場合には屋根の形や方角も自由に選ぶことが難しくなります。

太陽光発電システムは天候に左右されてしまう

太陽光発電システムは太陽光を使用して発電するので、天候に左右され発電量が安定しません。梅雨の時期や冬場は日射量が少ない傾向にあることを事前に把握しておきましょう。また、近くに設置当初にはなかった高層ビルが建ってしまうと太陽の光が遮られてしまう可能性も考えられますので、慎重に判断しなくてはいけません。

 

今回はZEH仕様の住宅について紹介してきました。省エネと創エネが兼ね備えられている住宅は、これからの社会に必要不可欠です。環境に優しく家族が快適に暮らせる家づくりをするためにもZEH仕様の住宅を検討してみてはいかがでしょうか。

住む人にとっては多くのメリットがありますが、費用面や希望のデザインや間取りの実現が難しいなどのデメリットもあります。事前にメリットとデメリットを把握することで慎重に検討することができると思いますので、ぜひこの記事を参考にして満足のできる家づくりを実現させてください。

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