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注文住宅にインナーテラスを設置するメリット・デメリットとは?

公開日:2023/06/15  最終更新日:2023/04/25


かつて家の2階にはベランダが設置されており、屋根付きなのでさまざまな使用方法がありました。バルコニーもよく設置されていますが、ベランダとの違いは屋根がないということです。どちらも屋外スペースであり、活用方法はさまざまです。今回は、注文住宅にインナーテラスを設置するメリット・デメリットをご紹介します。

そもそも「インナーテラス」とは?

テラスとは2階以上にあるベランダやバルコニーとは違い、建物から床と同じ高さの庭などに向けて張り出した部分のことです、バルコニーと同じように屋根はありません。インナーテラスはテラスとは異なり、室内に近い環境にあって日差しや雨をしのげます。第二のリビングダイニングといわれるくらい、外空間の心地よさを楽しめる室内空間です。家の中であっても気軽に外部空間を楽しめ、長い時間過ごせる居心地のよい空間といえます。

注文住宅にインナーテラスを設置するメリット

注文住宅にインナーテラスを設置する事例が多くなっていますが、どのようなメリットがあるのでしょうか?

雨や直射日光を遮れる

屋根があることで雨を凌ぎ、直射日光を遮れます。天気に左右されることなく洗濯物を干せるのは大きなメリットで、急に雨になっても洗濯物が濡れる心配がありません。直射日光を遮っても風通しはよく、快適に過ごせる空間です。

また雨風だけではなく、花粉や虫の侵入も防げるため、洗濯物に花粉が付着することもありません。花粉症に苦しんでいる人は多く、花粉の多い時期は洗濯物を屋外に干せないという人も少なくありません。インナーテラスは屋内であっても採光が可能なうえ、風の通りがよくなるので洗濯物を干すのに最適な場所といえるでしょう。

リビングダイニングと一体化

インナーテラスとリビングダイニングを接続させることで、広々とした空間になります。昨今はリビングで家族が集い、コミュニケーションをとりながら思い思いに過ごします。その空間が広ければ広いほど、活用の用途は広がるでしょう。応接間的な使い方も可能で、ゲストを招く場としても使用できます。リビングダイニングとの間に間仕切りをつければ、ひとつの部屋としての使用も可能です。

防犯効果が高い

ベランダやバルコニーから侵入されることが多いですが、インナーテラスには足をかける部分がないため、外部からの侵入ができず防犯性が高いといえます。

注文住宅にインナーテラスを設置するデメリット

インナーテラスのメリットをご紹介しましたが、デメリットを考えるとしたらどのようなことがあるのでしょうか?

施工費用が高くなる

インナーテラスの設置は、テラスなどの外構工事に比べると高くなります。屋根があることで断熱材や内装費用が掛かるのが要因ですが、部屋をひとつ増やすということになるからです。

固定資産税がかかる場合がある

屋根があるインナーテラスは延床面積に含まれるので、建物の内部として扱われます。そのため建築基準法の床面積の対象となり、固定資産税が発生してしまいます。

部屋が暗くなる

インナーテラスを設置すると続く部屋に日光が入りにくく、部屋が暗くなってしまいます。設置する前に部屋の明るさを把握し、採光の方法を考えておく必要があります。天窓を作れば、日光を採りこむことが可能になります。

間取りにインナーテラスを取り入れる際の注意点

人気があるからと、深く考えずにインナーテラスを設置する人がいますが、設置前に必ず設置後をイメージし、注意点を知っておきましょう。

自分に適しているかどうか

ライフスタイルは人それぞれで、暮らし方によって必要なものは違ってきます。設置してしまってから使わないということになると、結局デッドスペースとなります。インナーテラスをどうしても取り入れたい場合は、業者と相談をして適したものを設置するようにしましょう。

規模を小さくしたり大きくしたりすることも可能であり、設置する場所によって使い方が変わってきます。リビングと繋げたいと思っても、デメリットになってしまうこともあり得ます。しっかりプラン作りをして、快適な空間になるようにしましょう。

プライバシーの確保

インナーテラスが道路や隣家に面している場合は、周りからの視線を遮ってプライバシーを確保しなければなりません。開放的な空間であっても、プライバシーが確保できなければ快適に暮らせません。植栽を設置し、緑を取り入れる方法もありますが、閉塞的な空間にならないように注意しましょう。

まとめ

注文住宅にインナーテラスを設置するメリット・デメリットを考えてきましたが、いかがでしたでしょうか?インナーテラスを設置するとさまざまな使い道があり、楽しみが増えるのは確かでしょう。けれど安易に設置してしまって、利用目的が明確でない場合は、「宝のもち腐れ」となります。憧れのインナーテラスをデッドスペースにしないためにも、事前に自分の暮らしにあった使い方を考えておきましょう。

リビングダイニングと繋げて広いスペースを確保すれば、家族とのコミュニケーションもアップし、憩いの空間となります。そして天気に左右されずに洗濯物が干せるのは大きなメリットであって、雨や直射日光を遮れるインナーテラスはベランダやバルコニーに勝ります。

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